ゴミの分別について親子で学べる本!イラスト多めなので分かりやすい
こんにちは、りさです。
最近テレビを観ていて知った、お笑い芸人の滝沢秀一さん。
お笑い芸人とゴミ清掃員をかけもちして働いています。
そこで知ったゴミの分別や捨て方が目からウロコでした。
目からウロコなゴミの捨て方については、この記事で紹介しています↓
本を出版されていることを知り、4冊とも読んでみました。
・『ごみ育』
・『このゴミは収集できません』
・『ゴミ清掃員の日常』
イラストは奥様が書いているそうで、とっても優しいタッチです。
絵本や漫画になっているものもあって、4冊とも読みやすい本でした。
子どもから大人まで楽しめるので、親子でゴミの分別を学ぶことができます。
ゴミの分別について学んだ3つのこと
お笑い芸人滝沢秀一さんが、ゴミ清掃員として働いた経験を書いた本から学んだ、3つのことについて紹介いたします。
ゴミの分別に自信がつく
ゴミの分別ってなんとなく分かるようで分からなくないですか?
ペットボトルのラベルを剥がして、フタを取って捨てるのは、どういう理由があるか知っていますか?
私は知りませんでした。
ペットボトルの本体とラベルとフタは、同じプラスチックでできていても、素材が違うんです。
・ペットボトル本体・・・PET素材
・ラベル・・・PS素材
・キャップ・・・PP素材
このように分かれているので、ラベルやフタを混ぜてしまうと、ペットボトルをリサイクルする時に、純度が下がってしまうそうなんです。
意外と知らなかったという人が多いのではないでしょうか。
この事を知っていれば、自信を持ってペットボトルをリサイクルゴミとして出せますよね。
ペットボトルのラベルやフタがついているままでゴミに捨てると、人の手でラベルを剥がしたり、キャップを取る作業が必要になってしまうんです。
ペットボトルの中にビンなんかが混じっていると、大量のペットボトルの中から探さないといけなくなるんです。
大変ですよね。
ペットボトルやビンは、ちゃんと分別して捨てないといけないですね。
この本を読んでから、ペットボトルは必ずラベルを剥がして、フタを取ってから捨てています。
今まで迷っていたゴミの分別にも自信がつくようになりました。
ゴミから生活や治安が分かる
ゴミをゴミ収集車の回転板に入れると、ゴミ袋が破れて中身が見えてしまうことがあるそうです。
そんな時にちらりと見えたゴミから、男の一人暮らしかな?リア充の女の人かな?というのが想像できてしまうらしいです。
生ゴミの一つ一つを丁寧に新聞紙で包んでいたら、おばあちゃんが料理をしている家だろうなというふうに感じるそうです。
ゴミ捨て場が綺麗で、きちんとゴミの分別がされている地域は、コミュニティがしっかりしているので、治安が良い。
逆にゴミ出しの曜日が守られていなかったり、ゴミ捨て場がちらかっていると、周囲の人のことを考えていない、コミュニティの意識が無い地域で、治安が悪い。
引越しする時はその地域のゴミ捨て場を見た方がいいことが分かりました。
ゴミって生活そのものですよね。
ゴミの分別をしないと巡り巡って自分に返ってくる
家庭で一番出るゴミといえば可燃ゴミですよね。
地域によってはプラスチックも可燃ゴミに含まれます。
昔はプラスチックを燃やすと有害な物質が出るので分別していましたが、今は高温で焼却できるので、プラスチックも可燃ゴミになっている地域があります。
でも可燃ゴミに電池やハンガー、瓶なんかが混じっていたら大変なことになるんです。
ゴミ焼却炉に燃えない不燃ゴミがたまると、一度火を止めて不燃ゴミをかき出さないといけないのです。
かき出した後に再び火をつけるのになんと!200万円~350万円もかかるんですって。
それはすべて税金でまかなわれているので、ゴミをきちんと分別しないと、巡り巡って自分に返ってきてしまうことになるのです。
まとめ
ゴミの分別って迷うことがありますよね。
この本を読むと、ゴミの分別に自信が持てるようになります。
ゴミから治安が分かったり、ゴミの分別をしないと、結局は自分に返ってきてしまうのだと思いました。
ゴミ清掃員の多国籍、多職業の方の面白エピソードや、自分の子どもさんとのホッコリするやりとりなんかも出てくるので、楽しく読み進めることができますよ。