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【2024年中学受験の国語に出た回数の多かった本】ランキング11冊!

2024年9月19日

2024年9月12日放送のテレビ番組「あの本、読みました?」より、2024年の中学受験の国語に出題された回数の多かった本を紹介いたします。

首都圏と関西の主要な中学校を300校調査した結果です。

目次

2024年中学受験の国語に出た回数の多かった本ランキング

2024年中学受験の国語に出題された、回数の多かった本のランキングを11冊紹介いたします。

何校でこの本が出題されたかも記載しております。

(1)「きみの話を聞かせてくれよ」 14校で出題

(2)「この夏の星を見る」 9校で出題

(3)「給食アンサンブル2」 6校で出題

(4)「成瀬は天下を取りにいく」 5校で出題

(5)「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」 4校で出題

(6)「月の立つ林で」 4校で出題

(7)「教室のゴルディロックスゾーン」 4校で出題

(8)「水車小屋のネネ」 4校で出題

(9)「八月の御所グラウンド」 4校で出題

(10)「リラの花咲くけものみち」 4校で出題

(11)「大きくなる日」 4校で出題

2024年中学受験の国語に出た作家ランキング

2024年中学受験の国語に出題された回数の多い作家ランキング12人を紹介いたします。

女性の作家が多い傾向です。

何作品が出題されたかも記載しております。

(1)重松清 10作品

なぜ、重松清の作品が選ばれるのか

・表現が巧みで、聞きたい事を余白として残してくれているので問題が作りやすい

・家族、友情などの普遍的テーマの作品が多い

(2)青山美智子 6作品

なぜ、青山美智子の作品が選ばれるのか

・連作短編のため文章の一部を切り取って問題にしやすい

・話が優しくて、極端な暴力表現が無い、熱い恋愛感情が無い安心感がある

(3)瀬尾まいこ 6作品

(4)まはら三桃 6作品

(5)町田そのこ 5作品

(6)森絵都 5作品

(7)朝井リョウ 5作品

(8)乾ルカ 4作品

(9)東直子 4作品

(10)三浦しをん 4作品

(11)藤岡陽子 4作品

(12)椰月 美智子 4作品

中学受験の国語に出た本の4つの傾向

今の世の中を描いた小説が多い

机上の勉強だけではなく、世の中の出来事にアンテナを張れているかをみられる。

青春スポーツはチームより一人でする競技が取り上げられている

チームスポーツは、例えば野球のルールを知らない子が多い。

ルールを知らないと設定が分からないので、シンプルな競技が好まれる。

そのため、マラソンや駅伝が取り上げられる事が多い。

連作短編集が好まれる

長い文章の一部を切り取って中学受験に出題するので、短編だと切り取りやすい。

ジェンダーの作品が多い

世の中でも重要なテーマで、学校でも関心が高まっている。

中学受験でジェンダーを取り上げている学校は男子校や女子校が多く、入学してからもジェンダーについて授業で取り上げるというメッセージでもある。

中学受験の国語に出版されたすべての本が出題された作家

中学受験の国語に出版されたすべての本が出題されたの作家は、青山美智子さんです。

私も青山美智子さんのファンで、「お探し物は図書室まで」や「鎌倉うずまき案内所」、「猫のお告げは樹の下で」などが大好きです。

まとめ

・2024年中学受験の国語に出題された、回数の多かった本のランキング11冊紹介

・2024年中学受験の国語に出題された、回数の多い作家ランキング12人を紹介

・中学受験の国語に出た本の4つの傾向は、(1)今の世の中を描いた小説が多い、(2)青春スポーツはチームより一人でする競技が取り上げられている、(3)連作短編集が好まれる、(4)ジェンダーの作品が多い

中学受験の国語に出版されたすべての本が出題された作家は、青山美智子さんです

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