【那覇そば処たからまちがー】古民家でいただく沖縄そばの店

那覇空港から車で10分位の立地にありながら、古民家でいただく「那覇そば処たからまちがー」。

2021年4月にオープンしてから、まだ2年しか経っていないにも関わらす、またたく間に大人気となった沖縄そば屋さんです。

無添加の最後まで飲み干せるスープが売りで、月替わりで新メニューが出るので、いつ行っても飽きないお店です。

【那覇そば処たからまちがー】について

お店の雰囲気

那覇そば処たからまちがーは、那覇空港近くの那覇市高良の大きい通りから少し細い道の住宅街に入るとすぐに見つかる、築55年の古民家です。

お店の外観です。

お店の中は、座敷かカウンターのどちらかを選ぶことができます。

座敷は古民家をそのまま利用した造りとなっております。

座敷の奥に作られたカウンター席は、別世界といっていいほどオシャレな造りです。

この2つの写真を見比べたら、本当に同じお店なのかと疑ってしまいたくなるくらいですね。

座敷では、沖縄の民家にお邪魔したような感じでくつろぐことができ、カウンターでは古民家なのに新しい感じがするという意外性を感じられると思います。

座敷とカウンターどちらからも、大きな窓から見渡せるお庭の花や木がとても綺麗でした。

お店の場所

那覇空港から車で10分位の立地になるため、空港に到着してからレンタカーを借りてすぐにお店に向かう方や、沖縄旅行から帰る前に、お店を訪れるという方も多いのではないでしょうか。

最寄り駅は、ゆいレール「赤嶺」駅です。

駅から徒歩15分なので歩けない事はありませんが、暑い時期でしたらかなりキツイと思います。

普段歩き慣れており、スーツケース等の荷物が無く身軽で、割と涼しい時期に沖縄に来られるのであれば、歩くのもありだと思います。

実は、沖縄に住んだ最初の家がこの辺りであったため、よく歩いておりました。

これは、2023年11月の情報です。

駐車場について

那覇そば処たからまちがーの駐車場は、お店の前の第1駐車場が6台、お店の隣の第2駐車場が11台と合計17台あります。

住宅街でこれだけの台数の駐車場があるので、とても驚きました！

ここが、第1駐車場です。

ここが、第2駐車場です。

もしも、あれっ？バイク専用って書いてあると思ったら、もう少し進んで右に曲がるとお店が見えてきますのでご安心ください。

バリアフリーやお子様対応

入り口には高い段差を軽減するために、長さと幅が広い階段が取り付けられており、手すりもあります。

私はカウンターを利用したので実際に座っていないのですが、座敷のこの椅子も、お子様が座りやすく、膝に痛みがある方でも大丈夫なのではないでしょうか。

カウンターを利用する場合は、座敷より一段高くなっておりますので、段差にお気をつけください。

トイレはひとつですが、かなり広いです。

トイレの写真を撮るのもどうかと思ったのですが、トイレがどんな雰囲気なのか気になる方もいらっしゃると思い、写真を撮ってみました。

左側にはおむつ交換台があります。

この広さであれば、トイレの介助が必要な方でも大丈夫なのではないかと思いました。

スリッパもお子様の足のサイズに合わせておいてある心遣いを感じました。

【那覇そば処たからまちがー】実際に食べてみた

オーダーやシステムは

入口に名前と人数を記入する用紙がありますので、記入して呼ばれるのを待ちます。

座敷を利用する場合は、そのまま席に通されて、メニューを見て選ぶ事ができます。

カウンターを利用する場合は、入口入ってすぐの椅子に座ってメニューを選び、オーダーを伝えてから席に通されます。

座席が沖縄の苗字の札になっているところが、素敵ですよね！

支払いは現金のみです。

実際に食べてみた(2023年11月)

私は、お好きなトッピングを3つ選べるスペシャルそば(中 950円)とふーちばー<よもぎ>じゅーしー(中 150円)にしました。

三枚肉、軟骨ソーキ、柚子コロコロラフテーのトッピングにしました。

おそばのサイズも大・中・小から選べます。

料理が届きました！

こだわりの昆布・かつお節・やんばる若鶏の胸肉を使ったスープは、透き通っており、とってもあっさりしていて美味しいです。

トッピングのお肉もあっさりの味付けですが、パクパク食べられるやみつきになる美味しさです。

薬味が用意されていたのですが、スープが美味しすぎて、味変するのがもったいなくてどれも使いませんでした。

私の場合、柚子コロコロラフテーをトッピングしたので、柚子が薬味になったのかもしれないです。

麺は、亀浜製麺所の麺を使っているそうです。

太すぎず、細すぎず、ちょうどよい太さの麺なのでツルツルと食べやすかったです。

もちろん、スープも最後まで飲み干せました。

通常、お肉が濃い目の味付けだったら、食べ終わる頃にはスープに溶けだして味が濃くなってしまい、スープを最後まで飲み干す事は出来ませんが、最後のスープ一滴まで美味しくいただきました。

ふーちばーじゅーしーは、写真ではあまりふーちばー<よもぎ>が入っていないように見えますが、しっかりと香りがして美味しかったです。

上に載っている葉っぱもふーちばーです。

本土では、生のふーちばーを食べる機会があまり無いと思いますが、沖縄では、沖縄そばの上に生のふーちばーを載せて食べますよね。

私は、ふーちばーが大好きなのですが、好みが分かれると思います。

他の種類のじゅーしーもありますので、ふーちばーが苦手な方もご安心くださいね。

ツレが食べたのは、2023年11月限定メニューです。

那覇そば処たからまちがーでは、毎月、月替わり限定メニューが出るのです。

2023年11月のは、琉球味噌そば(大 1,050円)で、たからまちがー過去最高史上のドロドロと書いてありました。

首里の玉那覇味噌と糸満の赤マルソウ味噌のコラボで、炙り三枚肉と白ネギがたっぷり載っていました。

三枚肉と聞いて、あれっ？と思われた方もいるのではないかと思います。

ここの三枚肉は、一般的なものと少々変わっており、見た目はチャーシャーの様なお肉です。

少し食べさせてもらったのですが、クリーミーで濃い。

味噌味がほどよくマッチしていて、三枚肉と白ネギがよく合って、美味しかったです。

ツレは濃い味が好みなのでかなり気に入ったようで、「11月限定なのか…」と寂しそうにつぶやいておりました。

稲荷も11月限定です。

サーモンといくらの贅沢親子稲荷（300円）です。

これも少し食べさせてもらったのですが、サーモンといくらにうずらの味玉も載っていて、1個でかなり満足感のある食べ応えです。

テーブルの上にはさんぴん茶がたっぷり入ったボトルが置いてあるので、たくさん飲めるのが嬉しかった。

グラスは、琉球ガラスです。

金色の模様のように見えるのは、琉球ガラスが欠けたり、ひびが入ったりした時に、金継ぎという技法で修復され、大切に使われています。

器は、沖縄の焼き物の「やちむん」が使われています。

石垣島のアイスキャンディーもあるとの事なので、聞いてみると現在品切れ中とのことでした。

その変わり、たからまちがーオリジナルのアイスキャンディーを買ってみました。

味は、黒糖ミルク一択で（200円）でした。

可愛い容器に入れてもらいましたよ！

黒糖ミルクというと、クリーミーなアイスを想像するかもしれませんが、意外と硬めのガリガリ君のようなかき氷のようなアイスキャンディーでした。

食後にはさっぱりとしていて、食べやすかったです。

まとめ

那覇空港から車で10分位の立地にある「那覇そば処たからまちがー」。

古民家でありながら、座敷とカウンターで全く雰囲気の違う斬新なお店です。

どれを食べても美味しく、スープは最後まで飲み干せる優しい味です。

月替わりはパンチの効いたおそばもあり、何度行っても飽きないお店。

那覇空港の近くなので、沖縄に到着してすぐか、沖縄から帰る時に寄ってみてはいかがでしょうか。

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