2024年2月1日に放送されたテレビ番組「カンブリア宮殿」では、スゴ腕デザイナーの「kenma(ケンマ)」という会社が紹介されていました。
手首に巻くメモ帳として累計100万個以上を販売した大ヒット商品「wemo(ウェモ)」をデザインした会社です。
「wemo(ウェモ)」は、株式会社コスモテックの技術を手首に巻いて使うメモ帳へと商品化したものです。
当初は、看護師さんがよく手にボールペンでメモをしている事から医療現場で使う事を想定して作ったものですが、番組では若年性認知症の方が使っている事も紹介されておりました。
若年性認知症の方の「wemo(ウェモ)」の使い方
テレビ番組「カンブリア宮殿」では、事務職の63歳の男性が紹介されておりました。
この男性は、50歳の時に若年性認知症と診断され、この先どうやって仕事をしていけばよいのかと考えていたとのことです。
そこで登場するのが「wemo(ウェモ)」です。
手首にパンと押しつけることで、クルリと手首に巻かれ、リストバンドになります。
上司に言われた指示をその場で「wemo(ウェモ)」にボールペンで書き込み、自分の席に戻って忘れないように仕事をする事ができます。
仕事が終われば、普通のボールペンで書いたものでも、消しゴムで消すことができるのです。
何度でも使う事ができる、大変便利な商品です。
紙にメモをすると、紙自体を無くす可能性がありますが、「wemo(ウェモ)」ならば手首にしっかり巻き付いているので無くす心配はありません。
「wemo(ウェモ)」は通販ならばAmazonで販売しており、HANDSやヨドバシカメラ、ビックカメラでも販売しております。
1つ1,320円です。
HANDSの売り場の様子です。
「wemo(ウェモ)」のリストバンドに装着できるペンもありました。
「wemo(ウェモ)」の付箋タイプのメモもあります。
「wemo(ウェモ)」ってどんな商品?
「wemo(ウェモ)」は、2017年に看護師さん用の手首に巻くメモとして販売され、シリーズ累計100万個以上を販売した大ヒット商品です。
「wemo(ウェモ)」のデザインを担当した「kenma(ケンマ)」が考えたデザインの商品は、当初の目的とは違う分野で、様々な使い方ができる便利な商品です。
「wemo(ウェモ)」は、看護師さんなど医療現場で使う事を想定して作られましたが、介護や工事現場など様々な分野で使われております。
最近では、災害現場で活躍する消防士さんなどが、服の上からでもしっかりと巻きつけらる「プロ仕様」の商品も発売されております。
まとめ
・看護師さん用に開発した、手首に巻きつけ何度でも書いては消せるメモ帳の「wemo(ウェモ)」は医療現場では無くてはならない物になりました
・当初は看護師さん用でしたが、若年性認知症の方の仕事を手助けする事にも使用できる商品です
・「wemo(ウェモ)」は、医療現場や介護、工事現場、消防士さんも使っている大変便利な商品です
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