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【沖縄移住】住宅探しで気をつけるべき7つのポイント

2021年1月6日

沖縄移住をしようと思ったら、住宅を探しはじめますよね。

私は10年以上前に関西から沖縄に移住してきました。

住宅を探すために、2泊3日で夫と二人で沖縄にやって来て家を決めたのです。

夫の会社から紹介された不動産会社2社から、あらかじめ住宅の間取り等の資料はもらっていました。

でも、住宅や周囲の環境なんかは、自分の目で見てみないと分からないものですよね。

また、沖縄で一度引越しをしているので、今の家は2軒目なんです。

2軒の家を経験したことで、沖縄の家を比較することができ、いろいろ気づいた事がありました。

これから沖縄で住宅を探すという人は、住宅探しで気をつけるポイントを7つ紹介いたしますので、是非参考にしてくださいね。

【沖縄移住】住宅探しで気をつけるべき7つのポイント

憧れの沖縄で生活を始めると思うと、ワクワクしますよね。

自分の拠点となる住宅はとても大切です。

住宅探しの時に気をつけるべきポイントを7つ紹介いたします。

1.アパートやマンションは真ん中がおすすめ

アパートやマンションなどの集合住宅に住む時には、真ん中に住むのがおすすめです。

真ん中ってどういうこと?と思いますよね。

建物の一番上でも一番下でもなく、角部屋でもない真ん中辺りがいいと思うんです。

だいたいこの辺り↓

なぜならば…

最上階は暑い

最上階はとにかく暑いです。

私が最初に住んだのは4階建てのアパートの4階の角部屋でした。

沖縄に住んでいる人から、「最上階は暑いのでやめといたほうがいいよ」と教えてもらっていたのをすっかり忘れていました。

不動産会社の人に案内してもらった中で、一番雰囲気が良かったので決めてしまったんです。

なんせ2泊3日で家を決めなくてはならなかったので、案内された中のどれかを選ばなくてはいけなかったのです。

真夏は閉めきった部屋に仕事から帰ってくると、室温が37度になっていて驚きました!

その頃は、関西に帰省した時に沖縄の感想を聞かれると、「暑い」としか言っていなかったような気がします。

角部屋は風と雨に悩まされる

角部屋は風と雨の影響を大きく受けます。

沖縄は風が強いので、角部屋だと窓が多いのですきま風が入り、冬は寒く感じます。

現在は集合住宅の真ん中に住んでいるので、寒さがマシになりました。

住宅によって、気温の感じ方って全然違うんだなと思いました。

それに台風の時には窓にたたきつける雨が、サッシのレールにたまるんです。

新聞紙やタオルを詰めて対策をしています。

そのままにしていたら、雨水が溢れてしまうので、台風の時は新聞紙や古いタオルやバスタオルがたくさん要りますので、用意してくださいね。

角部屋だと窓が多いので、台風対策が大変です。

沖縄には窓のレールに穴が開いていて、雨水を外に出してくれるものもあります。

こういう風に、丸い穴が3つ開いていて、窓にたたきつける雨水がレールに溜まっても、すぐに外に流してくれるので、とても安心です。↓↓

あと、ドアにポストがついていたら、水が入り込んでくるし、ポストが無くてもドアの下から、ジワジワ水が家の中に侵入してきます。

これも、バスタオル等でガードして止めなくてはなりません。

2.最上階は階段がつらい

元気な時には何も感じないけれど、ケガや病気をした時に階段が多いとつらいです。

夫婦で沖縄にやってきて、夫は仕事があるけれど私は無職です。

求人を探して面接に行き採用されました。

しかし、数日働いたと思ったら、なんと!捻挫してしまったのです。

家に帰るまではなんとか階段を登れたのですが、足がどんどん腫れていきました。

病院に行くために階段を降りようと思ったら激痛がはしり、1段1段降りるのが本当につらかったです。

それも4階から1階に降りなくてはならないので、階段の数が多いんです。

また、引っ越してきた頃はホームセンターでいろいろ買い物をしますよね。

軽いはずの衣裳ケース3段ボックスを4階に運び入れたときには、手がプルプルしていました。

3.浴槽が無い・追い炊き機能が無い

沖縄の住宅では、浴槽が無いことが多いんです。

沖縄の人はお風呂をシャワーだけですませる人が多いので、浴槽を使わない文化なんです。

浴槽があったとしても、追い炊き機能がある住宅は稀です。

私の現在の家には、浴槽はありますが追い炊き機能はありません。

冬は結構寒い日もあるので、追い炊き機能が欲しいなと思ってしまうこともあります。

4.車以外の移動手段がある方がいい

私が住宅探しをした時は、不動産会社の人が車以外のモノレールやバスもある地域を紹介してくれました。

本土から来た人の中には、運転免許は持っていても、ペーパードライバーという人も多いですよね。

実は私もそうでした。

運転免許は持っていましたが、道路を運転したことがなかったんです。

沖縄で車デビューをしたんですよ。

沖縄は車社会なので、通勤時にはかなり渋滞します。

モノレールやバスの手段もあると通勤が安心でした。

5.エアコンにはヤモリガードや逆止弁、室外機のサビ対策が必要

沖縄では、エアコンがついている物件も多いです。

エアコンがついても、古い物だとやたらと電気代がかかると聞いた事がありますので、エアコンの型を確認してみてくださいね。

私は、エアコンがついていない物件に決めたので、本土からエアコンを持ってきました。

また、沖縄でエアコンを買う方もいると思います。

そんな方には、エアコンの装備として必要な物を紹介いたします。

ヤモリガード

沖縄にはヤモリがたくさんいます。

ドアの隙間等から部屋に入ってきて、鳴き声が聞こえる事もありますが、そっと見守ってくださいね。

家の守り神として縁起の良い生き物なんですよ。

悪さをするわけではなく、他の害虫を食べてくれるので、むしろありがたい存在です。

でも、ヤモリは狭い隙間に入り込むので、エアコンの室外機に入り込んで、壊してしまうことがあるのです。

沖縄の夏にエアコンが壊れたら、暑くて暑くてたまらないです。

だから沖縄の家電売り場では、エアコンの室外機に「ヤモリ対策済」などと書いてあります。

これは、ヤモリが入らないように対策をしているヤモリガードをしてある室外機のことです。

沖縄で売っているエアコンには、ほとんどヤモリの対策が施されています。

でも、私は本土から引越しする時にエアコンを持ってきたので、もちろんヤモリガードなどついていません。

いつ、エアコンの室外機にヤモリが入り込み、壊してしまうんじゃないかと、ドキドキしながら使っていました。

これがヤモリです↓

現在は、沖縄に住んで10年以上経ち、エアコンが壊れたので買い替えました。

ヤモリガードのついている室外機を使っているので安心です。

逆止弁

2023年8月の台風6号は、沖縄本土を通り過ぎても、また戻ってきてしまい、結局1週間という長い間居座りました。

動きの遅いノロノロ台風で、その間は暴風雨がずっと吹き荒れていて、とても恐かったです。

沖縄の3割の住宅が停電し、大変だったんですよ。

私の家は、短い停電は何度もありましたが、幸い長時間停電をしなかったのでエアコンが使え、暑さに苦しむ事は無かったのですが、初めてリビングのエアコンから「ポン!ポン!」という鼓や太鼓のような軽快な音が鳴り響きました。

木魚の音のようだと表現する方もいるので、結構大きな響く音です。

何だろう?と思って調べたら、エアコンの水を排出するホース(ドレンホース)の中に、外の空気が入って鳴る音だそうです。

気密性が高い住宅では、気圧でポン!ポン!音が鳴るそうです。

何故、今回この現象が起こったのが初めてなのかというと、いつも台風で暴風が吹き荒れる風向きというのは決まっていて、仕事部屋の方がゴウゴウ音を立てるのです。

しかし、今回は、台風が通り過ぎた後に戻ってきたため、風向きが逆になり、いつもは風がマシなリビングが暴風になったのです。

ポン!ポン!鳴るまでは想定内だったのですが、そのうち、エアコンのホースを伝って、ちゃぷちゃぷと水が室内の方に上がってきている音がしだしたのです。

恐くなって、すぐにエアコンを止めました。

台風の気圧によって、エアコンのホースの内部に溜まった水が、本来ならホースから外に流れ出るはずなのですが、気圧で押されて逆流してきてしまったようです。

これを防止するためには、逆止弁をつける必要があります。

これが、逆止弁です↓↓

アレッ?エアコンを買った時に、逆止弁の説明が「案内済」になっているから説明を受けているはずなのに、「取り付け済」になっていない。

何で取り付けてもらわなかったんでしょうかね。

数百円の物ですので、絶対に取り付けた方が良いです。

また、逆止弁と一緒に、害虫の侵入を防止する防虫キャップを一緒につけたらバッチリですね。

今年、仕事部屋のエアコンを買ったので、その時には逆止弁と防虫キャップは取り付けたと説明を受けた覚えがあります。

リビングのエアコンには、何で逆止弁を取り付けてもらわなかったのだろうかと、とても後悔をしています。

エアコンの室外機の防虫キャップならば、100円ショップのダイソーで売っていましたよ。

エアコンを買うなら室外機にサビ対策をしているエディオン

沖縄はぐるりと海に囲まれているので、海の塩でエアコンの室外機が信じられないくらいサビます。

そのため、エアコンを買うのならば、ブルーフィンという耐塩害対策をしてサビにくい室外機のエディオンがお勧めです。

私は、エアコンが壊れて買い替える時には、必ずエディオンで買っています。

沖縄のテレビCMでは、エディオンのブルーフィンをよく宣伝していますよね。

3年前くらいにリビングのエアコンを買い替えたのですが、室外機はサビもせずにとても綺麗ですよ。

これが、ブルーフィンの案内です↓↓

また、エアコンの土台はコンクリートブロックに取り付けてもらった方がいいです。

メーカーによっては、プラスチックの土台がついている場合がありますが、土台が軽いと台風の時にエアコンの室外機がまるで歩いたように動いてしまったり、倒れたりしてしまいます。

エディオンで買ったエアコンを取り付けてもらう時には、全部コンクリートブロックにしてくれました。

追加料金を払わずに無料だったと思います。

でも、こんな風に劣化してネジの頭が取れてしまう事もあるんですけどね。

6.生活の音やにおいがする地域がいい

不動産会社の人に案内してもらった住宅の中には、那覇の中心部に近い住宅もありました。

昼間に訪れたのですが、静かすぎて不安になりました。

きっとここの住民は、昼間はみんな仕事に行っているんだろうなと思いました。

ある程度、どの時間帯でも人がいるような地域の方が安心できると感じました。

おじいちゃんがいて、孫がいて、洗濯をして、カレーのにおいがするような。

生活の音やにおいがしている地域の方が、孤独にならないように思いました。

7.ゴミ集積場がきれい

ゴミ集積場が綺麗か、住宅近くのコンビ二のゴミ箱に家庭ゴミがあふれていないかをチェックした方がいいです。

ごみ集積場が綺麗だと、地域のコミュニティがしっかりしているので、治安がいいそうです。

まとめ

せっかく沖縄移住するのですから、住宅で失敗したくありませんよね。

住宅探しで気をつけるべき7つのポイントは、私が実際に体験したことです。

住宅探しをする時に、頭の片隅に入れておいていただけたら嬉しいです。

また、エアコンについて情報多めに書いてしまいましたが、沖縄は5月くらいから11月くらい(人によってはもっと長い期間になるかも)まではクーラーを使うので、どうしてもエアコンで失敗して欲しくないという思いで書きました。

エアコン選びの参考にしていただければ幸いです。

最後に、住宅選びでは無いのですが、洗濯物を干す物干しざおは「アルミ」製だと軽くて錆びないです。

私はステンレスの物干しざおを本土から持ってきていたのですが、2軒目の家でサイズが合わなくて使えませんでした。

沖縄のホームセンターの方にステンレスは錆びるから、絶対アルミと言われ、10年以上アルミの物干しざおを使っていますが、全く錆びたりしておりません。

本土から持ってくるとサイズが合わなくて、捨てるのも大変なので、沖縄でアルミの物干しざおを買った方がいいのではないかと思います。

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