沖縄観光の穴場スポットのゆいレール「旭橋」駅編です。
今回は、ゆいレール「旭橋」駅東口を降りてすぐにある、意外と知られていない観光スポット2箇所とグルメスポットを2箇所を紹介したいと思います。
観光スポット2箇所とグルメスポットを1箇所の「あさひそば」の3箇所は、ゆいレール「旭橋」駅東口を降りて、徒歩1分で全部回れるという究極の穴場ともいえます。
また、少し足を延ばして徒歩8分の場所にある、グルメスポットを1箇所の「味噌めしや まるたま」もおススメですよ。
目次
ゆいレール「旭橋」駅周辺の観光2選
現在、沖縄で鉄道といえば、モノレールの「ゆいレール」だけなんです。
ゆいレールは、閑静な住宅街やオフイスが立ち並ぶビジネス街など走っています。
「旭橋」駅といえば、国道58号線沿いにある駅です。
背の高いホテルやビルが立ち並ぶ、どちらかとえいばビジネス街です。
駅前には「那覇バスターミナル」があり、バスで沖縄本島のあちこちに行けるようになっているんですよ。
1.沖縄にも昔は鉄道があった!軽便鉄道「那覇」駅跡
沖縄にも昔は「軽便鉄道」という鉄道がありました。
「ケービン」の愛称で人々に親しまれていたんです。
その軽便鉄道の起点となる「那覇」駅の転車台の遺構を見ることができるんですよ。
転車台とは、機関車を方向転換させるときに使うものです。
レンガ造りなので、歴史を感じますね。
沖縄に来てからこの辺りは何度も通ったことがあるのですが、こんな展示はあったかな??
不思議に思い調べてみました。
すると、旭橋駅前を再開発した時に、軽便鉄道「那覇」駅の転車台の遺構が見つかったそうです。
2019年6月からこのように公開されていることが分かりました。
軽便鉄道は、1914年(大正3年)に那覇~与那原(よなばる)を30分で結ぶ路線が運転開始されました。
那覇~嘉手納(かでな)を60分、那覇~糸満を50分で行き来できていたんですよ。
現在の沖縄は、鉄道といえばモノレールだけになるので、想像もつかないですよね。
なぜ便利な鉄道が無くなってしまったんだろうと案内板を読み進めてみると、戦争で破壊されたり、くず鉄ブームで車両やレールもスクラップになってしまったようです。
その後、道路の整備やバスターミナルが優先されて作られてしまったそうです。
現在の沖縄は、車社会のため、ほとんどの家庭に車があります。
軽便鉄道があれば、また違っていたのでしょうね。
軽便鉄道が無くなってしまい、本当に残念ですね。
2.風水的に縁起の良い仲島(なかしま)の大石(うふいし)
現在の那覇バスターミナルは再開発されて巨大なビルになっています。
昔のバスターミナルをご存知の方は、驚くほど変わっているのでびっくりすると思いますよ。
「仲島の大石」は、昔のバスターミナルがあった時からあったんですよ。
軽便鉄道の那覇駅があったときも構内の北端にあったそうです。
街中を歩いていると、突然大自然の大きな岩が出てきます。
高さ約6mで、中央部の周囲は20mもある、琉球石灰岩の巨大な岩です。
きっと神聖な場所なんだろうなと思っていました。
沖縄では、よくこのような場所があります。
ゆいレールの「奥武山公園」駅前の小禄高校の近くにも、このような大自然が保存されている場所があります。
沖縄の方に聞いてみると神聖な場所なので決して入ってはいけないと言っていました。
「仲島の大石」は、昔から風水的に縁起の良い大石だということが分かりました。
仲島の大石の下の方には、波で浸食された後があるので、昔はこの辺りまで海だったそうです。
沖縄の歴史についての講演会に行った時に、今ある陸地はかなり埋め立てられて作られていることを知り、とても驚いたのを覚えています。
歌碑もありました。
ゆいレール「旭橋」駅周辺のグルメ2選
ゆいレール「旭橋」駅降りてすぐの沖縄そば屋さんを紹介いたします。
地元サラリーマンや観光客にも人気がある「あさひそば」
「あさひそば」は、見た目は居酒屋のようですが、お昼(11時~15時半)は沖縄そばの提供があり、夜は居酒屋になります。
夜は、沖縄そばの提供がありませんのでご注意くださいね。
お昼時ともなると、地元のサラリーマン達が吸い込まれるように入っていく人気店です。
2023年の夏頃にテレビで、変わり種の沖縄そばということで、チーズ沖縄そばが取り上げられておりました。
トッピングでチーズを選ぶと、粉チーズが出てきて、沖縄そばにかけて食べるのです。
チーズ沖縄そばも変わっておりますが、一番人気の「あさひそば」もオーソドックスな沖縄そばとは、ひとあじ違います。
沖縄そばの上にシャキシャキもやしと、自家製食べるさくさくラー油のトッピングがあります。
かつお、しょうゆ、ごまだれから選択でき、かつお+しょうゆも出来るそうです。
私はあまり辛いのは得意ではないので、しょうゆが甘いと聞いたので、しょうゆにしました。
自家製食べるさくさくラー油のパンチが効いていて、やみつきになる辛さと、食べたら元気がモリモリ出てくるお味です。
リピーターが多いのも納得できます。
通常の沖縄そばや、軟骨ソーキそばもあります。
また、おかかおにぎりがとっても美味しいんです。
カウンターのショーケースには、たくさんのおにぎりが入っており、眺めているだけでお腹が空いてきました。
カウンター席、テーブル席、座敷があるので、一人でも複数人でも入りやすいお店です。
スーツケースを引いた観光またはお仕事の方も、よく入ってこられます。
帰る際に、おにぎりサービス券をもらいました。
美味しかったし、おにぎりサービス券があるし、また行きたくなりますね!
首里の老舗「玉那覇味噌」を使った「味噌めしや まるたま」
「味噌めしや まるたま」は、ゆいレール「旭橋」駅、「県庁前」駅のどちらからも徒歩8分の場所にあります。
今まで紹介してきた観光2箇所とグルメスポット1箇所の「あさひそば」は、ゆいレール「旭橋」駅徒歩1分でしたが、このお店は少し離れたところにあります。
しかし、夏場の暑い時期でも充分に歩ける距離ですので、是非行ってみてくださいね。
首里で創業160年の「玉那覇味噌醤油」の無添加天然醸造の味噌を使った料理を食べる事ができます。
首里にある「玉那覇味噌醤油」の外観です。
老舗の風格のある建物ですよね。
平日のランチタイムに行くと、ほぼ満席でした。
カウンター席とテーブル席があり、唯一カウンター席が空いていたので座れました。
沖縄県庁が近いため、県庁の職員の方もよく利用されるお店だそうです。
「紅豚と和牛の合挽きハンバーグ デミ味噌ソース」(1,680円 2023年11月)が美味しいと知人に聞いたので注文しました。
ご飯は、白米か玄米を選べるので、玄米にしました。
お値段は高めですが、お肉にこだわりがあり、デミ味噌ソースがハンバーグとよく合い、とても美味しかったです。
さすが、老舗味噌を使っているため、味噌汁の美味しさに驚きました。
なんと!この味噌汁とご飯は、ランチタイムはおかわり自由なんですよ。
私は知らなくて、食べに行った後に教えてもらい、もったいなかったなと思いました。
味噌汁は、おかわりしたかったですね!
ご飯も玄米と白米の食べ比べが出来たかもしれないですね。
お水はセルフサービスなので、入り口近くにあるサーバーから自分でつぎにいきます。
お水が常温と冷水の2種類のサーバーが用意されていたので、普段常温で水を飲む私にとっては、心遣いを感じられて嬉しかったです。
ランチメニューの一部の写真を撮ってきました。
私は13時頃にお邪魔したのですが、厨房ではペッタンペッタンとハンバーグを何個も作り、仕込みをされていました。
ハンバーグは人気商品なんでしょうね。
味噌めしや まるたま
〒900-0021
沖縄県那覇市泉崎2丁目4-3 1F
TEL 098-831-7656
定休日 日曜日、第2・第4木曜日
営業時間
朝 7時半~10時
昼 10時~14時半
夜 17時~22時
まとめ
ゆいレール旭橋駅周辺にも隠れた観光スポットがありますね。
軽便鉄道「那覇」駅跡は、駅前すぐにも関わらず、あまりにもひっそりと階段などの陰になったところにあるので、見落としてしまうかもしれないので、ご注意ください。
仲島(なかしま)の大石(うふいし)は巨大な岩なので、すぐに見つけられると思います。
「あさひそば」は、東口のこのエレベーターと書いてある方向に降りると、すぐに見つかります。
「味噌めしや まるたま」は、地図を参考に行ってみてくださいね。
車の方は那覇バスターミナの有料駐車場やコインパーキングがあります。
沖縄に観光で来られた方も、お仕事で来られた方も、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【沖縄観光の穴場スポット】ゆいレール「奥武山公園」駅編
-
【沖縄観光の穴場スポット】ゆいレール「奥武山公園」駅編!!
【沖縄観光の穴場スポット】ゆいレール「奥武山公園」駅編です。 沖縄がお好きな方は、何度も訪れていらっしゃいますよね。 私はTwitterで沖縄の情報を発信しているのですが、日本の中で沖縄が一番好きなん ...
続きを見る
【沖縄観光の穴場スポット】街中でマングローブの観察と手作りちんすこうを買いに行こう!!<ゆいレール「奥武山公園」駅から徒歩15分で行けますよ!>
【沖縄観光の穴場スポット】街中でマングローブの観察と手作りちんすこうを買いに行こう!!
-
【沖縄観光の穴場スポット】街中でマングローブの観察と手作りちんすこうを買いに行こう!!
沖縄観光の穴場スポットとして、街中にあり、木道を通ってマングローブの観察が出来るスポットと、手作りちんすこうが買えるお店を紹介したいと思います。 マングローブは、豊見城市にある「漫湖(まんこ)水鳥・湿 ...
続きを見る