在宅コールセンターに就職してから2年半が経ちました。
在宅コールセンターはきつい仕事じゃないのかと気になる人も多いと思います。
実際に働いてみて思ったことは、けっして楽な仕事ではないけれど、在宅ならではのメリットが大きいから続けられるというのが私の感想です。
そこで、私が感じたメリットやデメリットを紹介いたします。
この記事を読めば、在宅コールセンターのお仕事がすぐにイメージできますよ!
在宅コールセンターの求人を探す方法は、この記事で紹介しています!
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目次
在宅コールセンターはきつい?
在宅コールセンターは、自宅で電話を受けたり、かけたりするので、自分のペースで気楽にできるんじゃないかと思う人もいると思います。
実際に私の母は、家事の合間に電話がかかってきたら出るような仕事だと思っていたようです。
いやいやいや・・・そんな自由な仕事だったら誰でもやっていますよね。
会社によっては、自分の隙間時間だけ働くことができるところもあるようですが、私はシフト制でフルタイムの在宅コールセンターに勤務をしています。
ですので、会社のコールセンターで働いているのと同じです。
働く場所が会社ではなく、在宅に変わっただけなんですよね。
仕事の内容は、会社でも在宅でも全く同じなんですよ。
在宅コールセンターの求人を探す方法や仕組みはこの記事で紹介しております!
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でも、在宅になったことで、すごくいいなと思ったメリットや、ちょっと困るなと思ったデメリットを知ることができました。
そんなメリットやデメリットを紹介したいと思います。
在宅コールセンターの10個のメリット
在宅コールセンターのメリットにつてい紹介いたします。
①通勤がない
当たり前ですが、在宅で仕事をするので通勤が無いです。
この通勤がないことに一番のメリットを感じています。
通勤があると、何時までに家を出て、何時の電車やバス、車に乗ってという、朝の数分数秒単位で動かなければならないですよね。
時間に追われる、焦る気持ちが常につきまといますが、在宅コールセンターではそれが無いのが嬉しいです。
仕事が始まる時間ギリギリまでは、料理をしたり、お茶碗を洗ったりと家事をしています。
一日の時間が増えたようで、なんだか得した気分になりますよ。
ただし、家から出なくても仕事が出来るため、何日も引きこもり、お休みの日も家から出ない人もいるくらいです。
人によっては精神のバランスを崩す場合があるので、適度な外出はおすすめします。
②遅刻をしても1分で会社に着く
これは本当にあった話しです!
同僚が勤務開始時間を20分くらい過ぎて、寝過ごして起きたそうです。
ヤバい!!と思い、速効パソコンを立ち上げて、起床してから1分で会社に着いたと言っていたんです。
会社に勤務する場合だったら、1分では会社に着けないですよね。
在宅だからこういう事もできてしまいます。
③体調不良でも仕事ができる
多少体調が悪くても在宅コールセンターならば仕事ができるのもメリットだと思います。
先日、とてもお腹が痛くて、通勤があるのならば会社まで行くことができるのかなという状態だったんです。
でも、通勤が無いので在宅コールセンターならば座って仕事をすることができます。
トイレも家の中なのですぐ近くにあるので、通勤中にトイレを探す心配もありませんよね。
トイレや休憩、ランチを取るときはメールやチャットでリーダーに報告します。
今日は朝からお腹が痛い、頭が痛いなど体調が悪い時は、事前に相談しておくと考慮してもらえますよ。
④服装や髪型が自由
コールセンターは服装や髪型が自由な会社が多いのですが、私が以前働いていた会社のコールセンターでは、服装や靴などの決まりがありました。
ビジネス系の洋服で、靴はミュールやサンダル不可でした。
でも今は、在宅コールセンターなので、服装や髪型が自由です。
私が働いている在宅コールセンターでは、勤務中は常にカメラでつながっているので、一応お化粧はしていますが、洋服はラフなTシャツで仕事をすることが多いです。
髪の毛の色もピンク色や青色の人もいます。
スーツやパンプスを履いて仕事をすることを思えば、肩が凝らず足も蒸れずに、とても楽だなと思います。
裸足で仕事ができる爽快感は最高ですよ!
⑤マスクをしなくてもいい
マスクが解禁になった今でも、会社のコールセンターでは、マスクが必要な所が多いと聞きます。
コロナの時期は、マスクとフェイスシールドをつけているところもありましたよね。
マスクをして喋ると、暑くて蒸れるし、息苦しいので本当に大変です。
マスクをしなくても良いのがとても嬉しいです。
それにマスクを長時間つけていると、耳にかけているゴムが痛くなったり、顔にこすれて吹き出物ができたりもしますよね。
ヘッドセットが両耳のタイプだと、ヘッドセットをずらして、マスクのゴムをはずして、飲み物を飲むのも一苦労です。
それに、会社のコールセンターであると、同僚の誰かが風邪やインフルエンザになると、センター内で蔓延する事がありますが、在宅コールセンターのため、その心配が無いので、自分も家族も守る事が出来ます。
⑥眼鏡を選ばない
これはあまり感じる人はいないのかもしれないですが、私は在宅コールセンターで仕事をする時は、ブルーライトカットの入った度数のゆるい眼鏡を使っています。
パソコンの文字が見えれば仕事ができるので、眼鏡の度数を手元に合わせているのです。
こうすると目の疲れが全然違うんですよね。
逆に、その眼鏡で外出してしまうとよく見えないので、外出や車の運転する時には、度数のきつい眼鏡にかけ替えています。
会社のコールセンターならば、席に座っている時は度数のゆるい眼鏡、トイレやランチ、通勤時には度数のきつい眼鏡にかけ替えなくてはならないので、ものすごくめんどうです。
それに、どうしても眼鏡をかけ替えるのを忘れてしまいがちなんですよね。
在宅コールセンターならば、ずっと度数のゆるい眼鏡をかけておけばいいので楽だなと思います。
⑦ランチや休憩時間が充実
会社で働いていると、ランチを食べに行ったり、お弁当を買いにいったりと、移動を含めるとランチの1時間があっという間に過ぎてしまいます。
それに、私はあまり早く食べれる方ではないので焦ってしまいます。
食後の歯磨きも、みんな同じような時間帯にランチが重なるので、トイレが混み合いますよね。
ランチ以外の休憩時間も10分や15分なので、トイレに行って飲物を補充していたらすぐに時間が経ってしまいます。
ランチや休憩があっても、あまりゆっくり休んでいる時間が無いんですよね。
在宅コールセンターならば、トイレは混み合うこともなく、休憩時はベランダで日光浴をしたり、本を読んだり、目のマッサージなんかをして過ごしています。
ランチは簡単なものをパパッと作ったり、ストックされた冷凍食品やレトルト食品をすぐに食べることができます。
食費も節約でき、食べる時間もたっぷり取れるので、優雅に過ごせるんですよ。
私の働いている在宅コールセンターでは、フルタイムなので1時間のランチ以外にも、15分休憩が2回あります。
この15分休憩に寝るという人もいます。
また、15分休憩にランチを食べておき、ランチの1時間は寝たりゲームをしたり、自分の時間をたっぷりとっている人もいます。
同僚のママさんは、ランチに幼稚園バスの迎えに行くと言っていました。
ランチや休憩を、いかに充実して過ごせるかも、在宅コールセンターの醍醐味だと思います。
⑧エアコンを好きな温度に設定できる
エアコンを自分の好きな温度に設定できるのが嬉しいです。
会社勤務だと、エアコン直撃の席に座ったら、真夏でも分厚いストールを巻いて仕事をしていました。
一日中温度の合わないエアコンに当たっていたため、体調を崩して風邪をひいてしまうこともありました。
でも、在宅ならばエアコンを好きな温度に設定できるんです。
在宅だからエアコンの電気料金がかかるのを気にする人もいますが、私にとってはメリットの方が大きいです。
⑨Webの研修も分かりやすい
会社で研修は受けたことがありますが、在宅コールセンターはWebを使っての研修でした。
会社によっては、研修期間は会社に出社するところもあるようですが、私が働いている在宅コールセンターは完全在宅なので、研修も全て在宅でした。
Webの研修は初めての経験なので、ちゃんと理解できるのか不安でしたが、トレーナーとコミュニケーションを取りながらの研修であったため、会社で研修を受けるのと何も変わりないです。
学校の授業なども今はWebで行っていますもんね。
ただ、ひたすらパソコンの画面を見ているので、目は疲れますね。
PC操作などが分からなくなった時は、自分のPC画面を共有して、トレーナーに見てもらうことができるのですぐに解決できました。
Webだと理解しているのかどうかがトレーナーに伝わりにくので、分からないまま研修が進んでしまう事もあります。
後になると、なかなか聞きづらくなるので、その都度質問はした方がいいと思いますよ。
⑩電話だけでなくチャットやメール応対もする
最近のコールセンターは、コンタクトセンターといって、電話だけではなくチャットやメールも同時に応対するところが多いです。
「電話だけでなくチャットやメール応対をする」と聞いたら、コールセンター経験者ならば、ずっと喋っていなくていいので楽かもしれない!なんて考えてしまいませんか??
実は私もその一人でした。
電話だけの応対ならば、受ける電話であれば電話が鳴りやむ時間はしばし休憩できるのです。
でも、その間はチャットやメールをこなさなくてはなりません。
これは・・・かえって忙しいのではないか??と思い始めました。
でも実際にやってみると、電話なら電話だけと同じ事をずっとやり続けているよりも、気分が変わって良いなと思っています。
電話とは違って、チャットやメールを使って、文章で伝えるというのは意外と難しいものです。
新たなスキルが磨かれていっている気がします。
在宅コールセンターでは、電話に限らず、チャットやメール応対だけの募集もあります。
チャットは同時に複数の案件(2~3件)を並行して進めなくてはいけないので大変かもしれませんが、電話が苦手という人にはおススメかもしれませんね。
在宅コールセンター3個のデメリット
在宅コールセンターのデメリットにつてい紹介いたします。
①トークスキルが磨かれない
在宅コールセンターは自分とお客様の声しか聞こえません。
会社のコールセンターであれば、周囲にいる先輩や上手な人の言い回しや応対が常に耳に入ってきます。
今度私もああいう風に応対してみようかなどと、周囲の人をお手本にしてトークスキルが磨かれていきます。
それに、周囲の人が喋っているのを聴いていたら、そういう問い合わせもあるのだと発見があります。
自分が受けたことが無い問い合わせだったら、マニュアルを見直したりして、次に自分が問い合わせを受けた時の準備ができるんです。
在宅コールセンターでは、他の人がどういう応対をしているのかが全く分からないのです。
在宅コールセンターではそれが出来ないので本当に残念だなと思います。
②孤独なので焦る場合もある
お客様の応対方法が分からなかったり、クレームになった時は、リーダーに聞くことができます。
でも、リーダーも他の在宅コールセンターで勤務しているスタッフからの質問をたくさん受けているので、すぐに質問に答えてもらえない時があります。
その間、お客様には電話を保留にして待っていただいたり、なかなか電話を切らせてもらえないお客様もいます。
そういう時は在宅でやっていると焦ってしまうことがあります。
私は、あまりにも保留の時間が長くなりそうな時は、折り返し電話しますと伝えて切電しています。
電話を切らせてもらえないお客様には、リーダーに電話応対と並行してメールやチャットで報告していきます。
でも、これは会社の方針もあるので、勝手に判断せずに、そういう場合はどうしたら良いのかを事前に確認しておいた方がいいですね。
それに、保留中にお客様との電話がすでに切れてしまっていたり、折り返し電話をかけ直しをしても、お客様になかなか繋がらないと焦ってしまうこともあります。
③パソコンや周辺機器の不具合があった時困る
パソコンや周辺機器の不具合があった場合は、コールセンターではITヘルプデスクがあります。
会社のコールセンターならば、そういう場合はリーダーがITヘルプデスクとやりとりをしてくれるのですが、在宅コールセンターの場合は自分で直接やりとりをして解決しなければなりません。
私はパソコンや周辺機器などに詳しく無いので、トラブルがあるととても困ってしまいます。
先日、ちょっとした機器のトラブルがあったので、初めてITヘルプデスクに電話をしました。
どうなるのかドキドキしましたが、なんとかなりましたよ。
それに、電話応対中にパソコンの画面が消えてしまったり、動かなくなってしまう時も一人だと焦ってしまいます。
その時は、落ち着いて画面が復元できるか試してみたり、場合によってはお客様に「私のパソコンに不具合が起っておりますので、少々お待ちください。」と言ってお待ちいただくこともあります。
心配しなくても、大抵のことはなんとかなるので、ご安心ください。
まとめ
在宅コールセンターで働くメリットやデメリットを書いてみました。
これから在宅コールセンターで働いてみたいなという人には参考になるのではないかなと思っています。
在宅コールセンターの気になる給料についてはこちらの記事で紹介しております
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会社でも在宅でもコールセンターは離職率が高い職種と言われています。
実際に、同期で入社した仲間も月日が経つと少しずつ減ってしまいました。
コールセンターというと、クレームというイメージがあるので、良くない印象の人も多いと思います。
でも、私は挑戦してみないともったいないと思っています!
時給制や月給制の在宅コールセンターならば、ある程度まとまったお給料がもらえます。
在宅コールセンターだと、在宅ならではのメリットがたくさんあると思っております。
在宅コールセンターは、需要があるお仕事が多いので、長く続けられる会社が多いのではないかという印象です。
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